契約前にチェック!ココがポイント!
このページでは、ご契約前にチェックしておきたいポイントをご紹介いたします。
太陽光発電は大変高価な買い物です。提示された見積金額は納得できているでしょうか?
金額に納得がいかないのに契約してしまっては、楽しさも半減してしまいます。納得がいくように良く調べるか、担当の営業マンの方によく聞いて説明してもらいましょう。
逆に説明があやふやで納得できないなら、その契約は「ちょっと待った」です。
●ワンポイントアドバイス●
複数の業者から見積をとり、比較してみる事で受け取った見積金額が適正価格かどうかある程度、見えてきます。できることなら見積を複数とってみましょう。これから契約する商品のことを理解していますか?
理解をしていないと、取付けてから「何かが違う」となってしまいます。
どういった商品をどのように取付けるのか。どういう工事をするのか。その商品の特徴はどうなのか。ちゃんと理解しておきましょう。
わからないことは、営業マンさんにズバリ聞いて解決しておきましょう。
●ワンポイントアドバイス●
内容を理解できるように説明できないということは、その商品についての知識が不足していたり、経験がない証拠です。太陽光発電は何十年と使い続ける商品ですから、安心して任せられる施工会社にお願いするにこしたことはありません。
いい部分ばかりが強調される太陽光発電ですが、当然デメリットも存在します。
①天気が悪くても発電はしますが、その量はごくわずかで、日中の家庭で消費する電力を賄うまでには到りません。
②雪が積もったら当然ですが、パネルを覆ってしまうため発電はしません。
③日中、太陽が出ている時しか発電はしないので、夜は使う事ができません。
④パネルの寿命は相当ありますが、パワーコンディショナーは10~15年で寿命を迎える可能性があり交換が必要です。売電メーターは「計量法」による交換義務が10年に1回あります(電力会社によって扱いが違いますが東北電力ではお客様負担です)。取付けたらそれで全てが終わりではありません。
⑤季節による外気温の変化と、日照時間の変化で発電量が変化します。太陽電池は、気温が高くなると出力が低下する特性を持っています。夏の晴天時では太陽電池の表面温度は75℃にもなり、太陽がさんさんと照っているからといってたくさん発電するわけではありません。また、日照時間の長い4月から10月は発電量が高くなり、11月から3月は発電量が低くなります。特に6月は日本独特の「梅雨」があり、曇りや雨が多く、日照時間が短くなる傾向です。
こういった特性を理解しておくことが必要です。
●ワンポイントアドバイス●
商談の時は、あえてデメリットを聞いてみる事も必要です。メリットばかりではなくデメリットもちゃんと説明してくれるのであれば、 信頼できる施工会社ではないでしょうか。「うまい話」しかしないセールスマンは要注意です。
太陽光発電システムの中には、オプション部材や、モニターの上位モデルが存在するものもあります。それが欲しいと思っていても見積の中に含まれていなかったり、標準仕様のままで見積が作成されている場合もあります。疑問に思ったら、確認をしておいて下さい。
また、御自宅の分電板や幹線(電柱から自宅に来ている線)の交換や、引込線の張替え等は別途工事となっていたりする場合があります。あとから追加で費用を出すハメにならないように予め確認しておきましょう。
親切な業者さんは予めちゃんと教えてくれるはずです。
●ワンポイントアドバイス●
カタログをみるとメーカーのロゴが入ったカバーが軒先側のパネルについているのがわかります。メーカーによってはこのカバーはオプション扱いになっている所があります。選んだメーカーの太陽光発電システムにそのカバーが付いているのか、オプションなのか契約前に確認しておくといいでしょう。また、インターネット接続可能なモニター等も標準仕様には無いものです。こちらも確認しておきましょう。
私達も経験があるのですが、お客様が複数見積を取られたのを見せて頂くと、必ずといっていいほど、「太陽光発電システム一式○○○万円」という見積があります。
値段の安さだけで飛びつくのではなく、「何を」・「どのくらい(数量)」・「いくらで(単価or価格)」という事を知っておかないととんでもない事になる可能性もあります。
「一式」見積の場合は注意しましょう。
●ワンポイントアドバイス●
一式見積を貰ってしまった場合は、詳細見積をお願いしましょう。詳細が出せないような業者は危険と思ってもいいです。突然の訪問営業で、激安の太陽光発電を薦められた事はありませんか?
「本日御契約ですとこの価格です」とか、「この地域で数量限定販売」とか、「最後の1セットです」とか・・・。
確かに安かったり、思わず買いたくなるようなうまい話だったり・・・。
しかし、太陽光発電は高価な買物である事は間違いないので、よく考えて下さい。
安くても、最後の1セットでも、業者は営業をしてる以上、経費はかかっています。たとえ激家でも利益は確保されています。
ということは、激安でも業者は痛くも痒くもなく、最後の1セットは、明日には他の地域で限定10セットになっていることが多いです。よく考えて契約して下さい。
●ワンポイントアドバイス●
上記のようなパターンですと、万が一のトラブル時に連絡をとったら電話にでないとか、遠くはなれた地域だから修理に行けないなんて事もあります。実際に、私達の所にもそういう事情でアフターサービスを依頼されたお客様がいらっしゃいます。何かトラブルがあったらすぐに駆けつけてくれる業者さんが一番心強いですね。